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光陰矢のごとし
バイクって本当に不思議な乗物です。最近気持ちまで若くなった気がします。
春の陽気に誘われて、今日はお昼間から仕事を放り出してあてもなくドライブ
していると、そんな気持ちが手伝ったのでしょうか、学生時代の恩師に会いたく
なり、20年ぶりで懐かしの学舎へ(学ばず遊んでばかりいましたが(笑)
早速受付で「○○先生はまだいらっしゃいますか?」
「私はここで7年居ますが、そんな名前の先生は知らないねぇ〜」
・・・・・・・・・・・・。
そこでハッっと気が付きました。
そうですよね。当時42〜3歳だったあの先生はとっくに60歳を超え定年を迎えて
おられていてもおかしくないですよね。
急に胸が苦しくなり先生の優しい笑顔が頭をよぎりました。
私の中で若かったあの頃の先生はもう居ないんですよね。
時の経つのは早いものです。
ふと見たバックミラーの中の私の顔には白い髭が混じっていました。
どことなく切ない気持ちの帰り道、派手な出で立ちでアメリカンバイクを駆る
若い男の子が私の横をすり抜けて行きました。
私はその後姿を眺めながらいつかの自分を重ねていました。
家に着くとバイクの音を聞きつけ妻が玄関先で出迎えてくれました。
「お帰り〜楽しかった?」
キーをoffに。ヘルメットを脱ぎ・・
「うん、あそことあそこを走ってね、風が気持ちよかったよ〜♪」
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